このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまの叱りかた 3つのポイント | |
2009-10-18 更新 | |
お子さんが、ほんとうにしてはいけないことをしてしまったときは、きちんと叱らなければなりません。 叱ったことでお子さんをよりよい方向に導くために、いくつかの叱り方のポイントがあります。 <叱り方の3つのポイント> @全人格を否定する叱り方はしない。 ついついヒートアップすると口をついて出てきてしまうセリフ「あなたはだいたいいつもそうなのよ!」「何てだめな子なの!」はNG 「○○するのはちょっとまずいね」「△△はよそうね」などお子さんのとった行動そのものを取り上げる。 A何を叱られているのかお子さんがわかる叱り方をする。 感情的になりすぎて、当の本人のお子さんが、何について怒られているのか理解できなくなってしまうような叱り方はNG 特にお子さんが幼いときはなおさらです。 ヒートアップしすぎたときは、深呼吸。 「○○するのはよくないね」と、まずママ自身が冷静になりましょう。 B今後叱られないためにどうすればいいのかを具体的に伝える。 大好きなママに叱られるのはお子さんとしてもとっても嫌なこと、かなり落ち込みます。 デリケートなお子さんではなおさら。 今後そうならないための対処策を具体的に伝えましょう。 「貸してほしいときは、いきなり取ったりしないで、お友達に、『貸してね』とお願いするのよ。」 その最後に、「○○ちゃんなら、きっとできるよ!」と応援メッセージも忘れずに。 お子さんもお子さんなりにいろいろな人間関係のストレスにさらされています。 いけないことをしてしまったときも、それなりのつらい事情があることも。 大好きなママに頭ごなしに叱られては、立つ瀬がありません。 「どうしてどんなことをしたの?何か訳があるんでしょう?」と、まず言い分を十分に聞いてあげましょう。 このとき、ママがしゃがんで、お子さんと同じ目の高さになることも大切です。 「・・・そうだったの。でも今回はちょっといけなかったね。今度は気をつけようね。」とアドバイス。 ママに十分いきさつを聞いてもらってすっきりした気持ちになれれば、素直に受け入れることが出来ます。 ママも生身の人間、毎日の子育てでのいらいらヒートアップも当然ですが、相手が幼いお子さんだけに、ちょっとクールダウンして、メッセージを伝えることも大切です。 ママがんばれ! |
バックナンバー