このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
カゼを予防する日々のくらしのアドバイス | |
2011-11-26 更新 | |
寒くなってきましたね。 幸いインフルエンンザはまだ流行していませんが、咳と熱のカゼのお子さんが最近多くみられます。 今回は、カゼを予防する食事と生活についてのアドバイスです。 @外から帰ったらうがいと手洗い 緑茶でごろごろと勢い良く奥までうがいを。 ウイルスを排除するだけでなく、うがいによる喉の粘膜のマッサージ効果も免疫機能を高めてくれます。 手に付いたウイルスは、目や鼻をこすったりすることで、その粘膜から侵入します。 人間は知らず知らずに鼻をこする仕草をするものです。 マスクの目的は、単にウイルスを含んだ空気をもろに吸い込まないためだけではありません。 無意識な鼻こすりの際に、マスクの上からこすることで、手に付いたウイルスを直接鼻粘膜に付着させないというメリットもあります。 A室内に適度な加湿を インフルエンザウイルスは乾燥が大好き。 エアコンなどによる暖房ではお部屋も乾燥がち。 お部屋に洗濯物を干したり加湿器を置いて適度に加湿を。 目標50〜60%。 お部屋の換気も大切。 時々は窓を開けて外気を導入。 B免疫力を高める食事を 鼻や喉の粘膜を丈夫にするビタミンA、免疫力を強化するビタミンC、免疫物質の素になるたんぱく質がとくに大切です。 お手軽には、にんじんジュースでA、みかん、キウイなどのフルーツでC、お肉、お魚、卵、お豆腐などでタンパク質、というところでしょうか。 また寒気を感じたら、早めにネギやショウガなど体を温める食品を摂りましょう。 ネギたっぷりのお味噌汁や煮込みうどん、市販でもよいのでショウガ湯などもおすすめです。 Cたっぷり睡眠 風邪の流行期はいつもより30分早めに寝かせましょう。 寝不足では免疫力が低下します。 D適度に冷たい刺激を与えて寒さに対する抵抗力を 夜入浴時にお着替えしていても、朝もう一度下着まで着替えさせ、適度に冷たい刺激を皮膚に与える。 下着を温めておくなどのサービスは無用です。 体調の許す限り毎日入浴を。 朝シャワーもおすすめです。 極端な厚着はかえって免疫力を低下させます。 E定期的に適度な運動を 基礎体力アップで免疫強化。 血行が良くなり1枚薄着になれます。 まずはウイルスを侵入させないこと。 さらにウイルスが侵入しても撃退できる免疫力も大切です。 もちろんワクチン接種は脳炎などの合併症予防のためにもとっても大切です。 万全の対策で健やかな冬を! |
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