このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
ママの心をリフレッシュ! | |
2012-08-25 更新 | |
長い長い夏休みも終わり。 お子さんたちにとっては楽しい夏休みも、ママにとっては、けっこうストレスフルな日々です。 お昼の用意はもちろんのこと、1日中おうちにいて元気が余っているお子さんたちを相手にすることも、けっこう疲れるもの。 長い時間いっしょにいれば、日頃目に付かないことも気になったり、イライラも募ります。 夏の疲れも手伝って、ママの心と体もお疲れがたまっている頃と思います。 今日はママの心と体のリフレッシュのお役に立つアドバイスです。 @食べ物でリフレッシュ 心身の健康を保つには、忙しくても3食をきちんと食べること。 疲労回復に特にお役立ちの食材をご紹介します。 *ビタミンB1;糖をエネルギーに変える際に必要な大切な栄養素。豚肉、レバー、うなぎ、大麦(押し麦などを米に混ぜて炊くのもおすすめ。)などに多く含まれます。また、生のタマネギに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を高めてくれるのでおすすめです。味に癖があるので、少しお酢を含んだドレッシングで味を和らげて食べてみましょう。 *ビタミンC、E;動脈硬化や老化を促進する活性酸素の反応を抑えるために、ビタミンEなどが抗酸化物質として働きます。ビタミンEが抗酸化物質として反応すると、ビタミンE自身の抗酸化パワーが低下します。このパワーを再活性化するのにビタミンCが役立ちます。また、体がストレスに対抗するために副腎からはアドレナリンが分泌されますが、この生成に不可欠なのがビタミンCです。日々のストレスに打ち勝つためにもビタミンCは大切です。Cは、柑橘系の果物、キウイ、赤や黄色のピーマンにも多く含まれます。ゴーヤもおすすめです。お茶にも多いので、煎茶の葉っぱをミルで粉末にして冷茶にするとたっぷりとれます。 *他にカルシウム、良質のタンパク質も大切です。 A話してリフレッシュ 人間は言語で思考する動物です。 得体の知れないイライラも、相手に話して言葉にすることで、頭の中がすっきり整理されます。 すっかり話しきったら、案外解決の糸口が見出せることも多いですよ。 家族やママ友のほか、自治体などの子育ての窓口を利用するという手もあります。 文章にしてメールするのもgood。 忙しいパパも、メールならきっと読んでくれますよ。 B感動してリフレッシュ 短時間で良いですので、お気に入りのドラマ、小説、スポーツ観戦などにはまってみましょう。 感動して流す涙は、ストレスを和らげ、癒しの効果があるといわれています。 泣いて涙が出るという状態は、交感神経が優位な状態から、副交感神経が優位な状態に切り替わることによって起こっています。 だから涙を流して泣くときに は、ストレス状態が解消され、リラックスした状態になります。 逆に、涙をこらえるのは緊張状態を長引かせ、ストレスをためることになって、健康によくありません。 タオル片手に、しっかり感動してみましょう。 C香りでリフレッシュ 本格的なアロマテラピーとまでいかなくても、生活の中にお気に入りの香りを取り入れてみましょう。 嗅覚を司る脳は大脳の古い皮質に存在しているので、無意識のうちに感情に良い影響を及ぼしてくれることも期待できます。 また同時に、身体機能の中枢である視床下部という部分にも良い刺激を与えてくれます。 お気に入りの香りの入浴剤でゆっくりバスタイムを楽しむのも良いですね。 ご自分の1日のがんばりへ、良い香りをプレゼントしてみましょう。 D子どもを預けてリフレッシュ 子育て中のママにとって、子どもを預けて自分の時間を作ることは、何よりのリフレッシュです。 時にはパパやおばあちゃんにお願いして、自分の時間をめいっぱい楽しみましょう。 罪悪感を持たず、心の栄養補給と割り切って、すきっと気分転換を。 お子さんと一時離れていることで、かえってお子さんに優しく対応できる心のゆとりを持てるようになります。 お帰り時には、パパ、おばあちゃんにしっかりお礼を伝えましょう。 ママも人間、いつもいつも「聖母マリアさま」というわけにはいきません。 上手にストレスを解消して、ますます良好な親子関係を築きましょう。 |
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