このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
タッチケアでお子さまに「ビタミンT」をプレゼント | |
2010-11-13 更新 | |
ママはわが子をかわいいと思う自然な行動として、ごく自然に抱きしめたり、さすったり、なでたり、頬をすりよせたりしますね。 このような行動により親子のきずなが深められ、お子さんはストレスホルモンの分泌が減少して情緒が安定し、心身の健やかな発達が促されます。 一方、スキンシップ不足、だっこをいやがる赤ちゃんの増加、幼児虐待などが近年問題になっています。 親子が温かいコミュニケーションをとりながら「親子のきずな」を深めていく手段として、「タッチケア」が注目されています。 わが子をかわいいと思う自然な行動として、楽な気持ちで始め、親子の楽しいひとときをお過ごし下さい。 <効果> @お子さんのストレス軽減;ストレスホルモン(コルチゾール)の減少が見られます。 A入眠時間の短縮;寝付きが良くなります。 B良好な体重増加;特に低出生体重児では顕著 <方法> @どんな時? 満腹時や空腹時、眠い時などは避けましょう。お風呂の前、オムツ替えの時などでお子さんがご機嫌の良いときが良いでしょう。 Aどこで? ママとお子さんがリラックスできるところ。 マットの上、毛布やバスタオルを敷いてなど。ママのお膝の上もgood! B下準備 ママはまず指輪、ブレス、時計をはずします。 きれいに手を洗い、十分温めましょう。 爪も短く切っておきます。 お部屋は十分暖めましょう。 Cさあスタート! マッサージは、指だけでなく手のひら全体を使います。 最初はやさしくふれて、赤ちゃんが慣れてきたら、徐々に圧を加えるようにします。 皮膚の色が少し白く変わるくらいの圧をかけるのがいいとされています。 ママは日頃からハンドケアをこころがけ、すべすべお手々でタッチして上げましょう 手の滑りが悪ければ、オイルなどをつけて滑りを良くしてあげましょう。 ただし精油の入ったアロマオイルやピーナツオイルは絶対に控えて下さい。 (ピーナツオイルはピーナツアレルギーを起こしやすくするなどの危険性があります。) 保湿ケアのあるお子さんでは、このときに保湿ローションを使えば一石二鳥。 赤ちゃんの目を見つめ、声をかけながら、まず胸、おなか。 続いて背中、腕、手のひら、足、足の裏と進みます。 穏やかなBGMを流したり、ママが優しく話しかけたり・・・ 基本をふまえて、ママが自分流のアレンジを楽しんでください。 新生児、乳児に対しての試みとして始められたタッチケアですが、最近は保育園、幼稚園でも実践されています。 タッチケアの実践で、 @お昼寝で熟睡できる A友人とのトラブルが減る などの効果が報告されています。 お子さんは、ママからのタッチケアを通じて「ママはぼくを大切に思ってくれている」と、体で感じることができますし、同時にママもハッピーな気持ちになることができるので、ますます良い循環が形成されてゆきます。 毎日の生活のひとコマに、タッチケアタイムを採り入れて、お子さんとの楽しいラブラブタイムを作りましょう。 なお詳しいガイドは、以下のサイトに申し込むと、200〜250円でマニュアルを送ってくれます。 http://www.touchcare.jp/contents/shop/index.html (日本タッチケア研究会) |
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