このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
保育園健診からアドバイス5つ 〜早寝/便秘/肌荒れ/好き嫌い/チック〜 | |
2015-11-12 更新 | |
保育園健診で気づいたことから、5つほどアドバイスを! @就寝時間 子育てで一番大切なことは次の4つ。 寝かせる/食べさせる/遊ばせる/めいっぱい愛する 中でも睡眠時間の確保は最重要です。 夜10時には熟睡に入っていないと成長ホルモンがよく出ません。 成長ホルモンは、背を伸ばすだけでなく、その日の疲れを取る大切なホルモンなんですよ〜。 そのためには9時にはベットへ! お風呂や食事の段取りは、それから逆算してプランを立てましょう。 パパのお帰りを待つよりも、「こども時間の確立」を優先! DVDやゲームに夢中になって、就寝時間が遅くなるお子さんが時に見受けられます。 ゲームもDVDも、途中ではなかなか止めにくいものです。 これらは、やるのであれば、時間が取れる日曜日にやるようにしましょう。 夜なかなかベットに行きたがらないお子さんも多いようです。 そんなときには、思い切って親御さんもいっしょに早く眠って朝家事をやる「朝型生活」はいかがでしょう。 お子さんの睡眠が充分かどうかは「朝起こさなくても起きる」が目安です。ご参考に! A便秘 快便は、お子さんが楽しく園生活を過ごすためにもとても大切です。 「朝トイレ」の習慣が作れるとベスト。 夜トイレの習慣だと、日中の食後や運動時の腸の動くタイミングで「もよおし感」が来る可能性があり、その場合お子さんたちは便意をがまんしてしまい、その積み重ねで便秘サイクルになりがちだからです。 朝トイレの習慣は一朝一夕で作られるわけではありませんが、少しずつ努力してみましょう。 *パンよりご飯 *実だくさんの味噌汁 *食事とともに湯のみ茶わん1杯のお湯かお茶を;食事時の水分摂取が効果的 *納豆、ヨーグルト、塩こうじなどの発酵食品 *砂糖よりオリゴ糖 *朝食後30分は出発まで時間があるように:食事をきっかけに腸の動きが誘発されるのに時間がかかるので *体をしっかり動かして運動させる B皮膚のかさつき、肌荒れ 寒くなるとお肌がトラブりやすくなりますね。 かさついたお肌は、バリア機能が低下しているので、かゆみを伴う皮膚炎を起こしやすくなります。 かさ付きやすい場所は、朝晩保湿剤をしっかりつけてあげましょう。 湿疹が治ったばかりのところは、まだお肌がナイーブ、ここもしっかり保湿ケアしてあげて下さいね。 C好き嫌い こどもはもともと好き嫌いがあるものです。 成長に伴って、だんだんと許容範囲は広がってゆきますよ。大丈夫。 でもちょっと工夫を! *空腹をしっかり作る;ご飯前2時間は水/お茶のみで。空腹は最良の調味料ですから。 *嫌いなものは細かくして材料に混ぜる。チャーハンなら米粒大に切る。すり下ろしてハンバーグに入れる など。 *嫌いなものの調理では、カレー、ケチャップなど、こども好みの調味料を使う *こどもを料理に参加させる。野菜などの栽培をいっしょに行う 家ではわがままが出てしまうので好き嫌いも目立ちますが、園の給食で頑張って食べていれば大丈夫です。 園の様子をめいっぱい褒めてあげましょう。 Dチック 目をぱちぱち、肩をひょいと挙げるなど、こどもたちは、ときにいろんなチック症状が出ます。 でもそれはわざとしているのではなく、無意識に出てしまうことなので、それを注意する必要はありません。 むしろ意識させてしまうのでNG! 環境の変化、園の発表会など緊張の場面、新しい習い事 などなど、お子さんのストレスが体の症状として表れているのかも。 いっしょに寝てあげる、お膝に抱いて絵本を読んであげる、いっしょにお風呂に入る、いっしょにお料理する など、お子さんとのスキンシップを心がけましょう。 お出かけ時やお迎え時の「ハグ」もいいですね! いろいろ述べてきましたが、一番大切なことは「ママが子育てを楽しいと感じられること」。 お子さんとの時間をめいっぱい楽しんで下さいね! |
バックナンバー