このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
授乳中のママのお食事 | |
2008-02-24 更新 | |
母乳の分泌や味はお母さんの食事に影響されます。おしいおっぱいがたっぷり出ると、赤ちゃんも集中してまじめに飲んでくれるので、母乳育児が順調に続きます。おっぱいをあげているママのお食事についてのアドバイスです。油っぽいこってり系の豪華な洋風メニューより、伝統的な和風がおすすめです。お肉や油が多すぎると乳腺が目詰まりしたり、おっぱいの味の甘みが薄くなり苦っぽくなるようです。堅苦しく考えず、できるところから実践してみて下さい。 1) ご飯を主食とした伝統的和食とし、ご飯もしっかり食べて、おかずで満腹にしすぎないようにして下さい。 2) 実だくさんの味噌汁。根菜などもたっぷり入れましょう。 3) 温野菜(煮物など)をたっぷりとりましょう。 4) タンパク質としては適量のお魚、大豆製品(豆腐、納豆、煮豆)を中心に。お肉はたまに食べる程度に。 5) 高カロリー、高脂肪の食品・調理法は、なるべくひかえましょう。(お肉、揚げ物など) 6) カルシウム源としては、牛乳やチーズなどの乳製品に頼りすぎないで、しらす・こなごなどの小魚、煮干しや煮干し粉、ひじき、小松菜などいろいろなものからバランス良くとりましょう。 7) おやつとしてはバターやお砂糖、生クリームなどを多く使った洋菓子はなるべくひかえましょう。レーズンなどの干しくだもの、ふかしイモ、小さいおむすびなどがおすすめ。どうしても甘いものが欲しいときは、お団子などの和菓子にしましょう。 8) 水分はたっぷりとった方がいいのですが、そのためにジュースや清涼飲料水をたくさん飲むのはやめましょう。麦茶、番茶などがいいですね。カフェインもごく控えめに、薄いものをたまに飲むくらいにしましょう。 できるところからほんの少しずつ心がけてみて下さい。ママだけでなく、ご家族全員もこのヘルシーメニューにお付き合いしてくださいね。メタボ対策にもgoodです。 |
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