このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
こどものごはん ひとくちアドバイス(1) 「夏ばて防止のごはん」 | |
2008-07-20 更新 | |
暑さも本格的になるとお子さまの食欲も低下しがち、いつもの元気もパワーダウン。そんな夏ばてを日頃のお食事のちょっとした工夫でばっちり予防しましょう。 1)ビタミンB1をしっかりとる・・・ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーにするために必ず必要なビタミンです。このビタミンは汗や尿に排泄されてしまうため、また気温が上がるとたくさん必要なため、夏場はより多く摂取する必要があります。これが不足するとブドウ糖はエネルギーに変われず疲労物質である乳酸となり、夏ばてを起こさせます。 ビタミンB1を多く含む食品;豚肉、いりごま、ボンレスハム、ウナギ、たらこ、やきのり、胚芽米、そば、ピーナツ、大豆、 またニンニクやネギに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を促進します。 2)朝食をしっかりとる・・・暑い夏は特に朝はしっかりエネルギー補給を!朝空腹を作るためにもあまり遅い時間の夕食やその後のおやつは望ましくありません。 3)貧血を予防・・・貧血があるとエネルギーを全身の細胞に運べません。血液の材料になるタンパク質と鉄分をしっかりとらせましょう。 4)冷たいものは、ほどほどに・・・ギンギンに冷えたジュースやアイスは胃腸の温度を極端に低下させ、消化吸収力を落とし、下痢や食欲不振を招きます。また冷たいものの含む糖分でおなかがいっぱいになってしまいます。日常的な水分補給は水・お茶がいちばんです。なお炎天下での激しいスポーツでは適宜スポーツドリンクも活用しましょう。 規則正しい生活と夏ばて予防メニューで元気な夏を! |
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