このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
ご家族にインフルエンザが発生したら 〜感染を拡げないために〜 | |
2014-01-18 更新 | |
インフルエンザの流行が少しずつ目立ってきています。 今回は、ご家族にインフルエンザの患者さんが出た場合の、他の家族への伝染予防についてお伝えします。 @患者さんを個室に移す インフルは空気感染もおこします。看護する最低限の家族以外は、別の部屋で過ごしましょう。 A家族みんながマスクを! Bむやみに鼻、目、唇をこすらない。 ウイルスは粘膜からは直侵入します。こする動作で手に付着したウイルスが侵入します。控えましょう。 鼻粘膜からのウイルスの侵入は、マスクをしていることで、かなりブロックできます。 Cぬるい煎茶で頻繁にうがいを! 煎茶のカテキンが殺菌効果を発揮します。出がらしでけっこうです。 ペットボトルに入れて持ち歩き、頻繁にうがいや水分補給を。 D歯磨きや舌磨きでお口のばい菌を減らすことでインフルの感染リスクが激減します。 E手洗いしっかり! 石けん、流水で肘近くまでしっかり洗いましょう。 速乾タイプの手指用のアルコールもおすすめです。 F鼻をかむティッシュは、4枚重ねを折り返して8重にして使うと、ウイルスがティッシュを通過しにくいといわれています。 ウイルスが付着したティッシュは、乾燥するとウイルスが室内に舞い上がります。 かんだティッシュはポリ袋に入れて捨てましょう。 G室温は22℃以上、湿度は55%以上に! お部屋に洗濯物を干したり、ぬれタオルをかけておくのもおすすめです。 換気も忘れず!ウイルス除去機能のある空気清浄機も便利です。 H睡眠を充分に! 感染即発症ではありません。 充分な睡眠で免疫機能をアップしておきましょう。 いつもより1時間早く就寝がおすすめです。 I栄養価が高く免疫をアップする食材を! ウイルスの侵入を防ぐには体を温めて血液の循環を良くすることが大切。 鍋物や、おじや、煮込みうどんなど温まるメニューを! お好みで、ねぎ、にら、にんにく、玉ねぎ、生姜、唐辛子など体を温める食材を取り入れましょう。 バランス良く次のような食材を組み合わせて免疫アップを応援しましょう。 *タンパク質(基礎体力をつけ抵抗力を高める):魚介類・卵・肉類・卵・大豆製品・乳製品など *ビタミンC(免疫力を高める):イチゴ、みかん、キウイフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、イモ類など *ビタミンA(のどや鼻などの粘膜を保護する):ほうれん草、人参、カボチャなどの緑黄色野菜、うなぎ、チーズなど *亜鉛(疲労回復、新陳代謝を活発にする、免疫機能を高める):カキなどの魚介類、赤身の肉類、レバー、豆、ナッツ類、大豆製品など 向こう3ヶ月は、インフルをはじめとした感染症の流行の時期です。 栄養、休養、うがい、手洗いなど、日々の小さな積み重ねで、ご家族の健康を守りましょう! |
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