このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
冬をすこやかに過ごすために・・・ 風邪予防のヒント | |
2007-12-22 更新 | |
インフルエンザやその他のカゼを予防するには 1) ウイルスを体に侵入させない 2) 基礎体力をつけてウイルスに対する抵抗力を つける 以上の2つの点が重要です。 さらにインフルエンザについては、たとえかかってしまっても、脳炎など重篤な合併症を起こさないようにするためにワクチン接種が大切です。 予防に役立つ対策 1.手洗い:流水で30秒洗う。 流行期には咳やくしゃみで飛んだウイルスがそこら中についています。それを触った手で鼻や口や目などをこすったりするとそこの粘膜からウイルスが侵入します。手洗いをしっかりして手に付着したウイルスを取り除きましょう。 2.うがい:人混みから帰ったときは大きな音を立てて「ゴロゴロうがい」を必ずやりましょう。うがいで口の中のウイルスをしっかり取り去ることは無理ですが、ゴロゴロとしっかりうがいをすることで喉の血行が盛んになり、ばい菌を排除する免疫力も高まるといわれています。うがいは特別なうがい液でなくても大丈夫です。ぬるい出がらしの緑茶などであれば含まれるカテキンのはたらきで、一層効果的です。 3.マスク:ウイルスの侵入を防ぐことは難しいですが、マスクをしていると自分の手で鼻をこするしぐさが少なくなり、鼻粘膜からのウイルスの侵入を減らすことができます。また吸い込む空気が適度に加温加湿されるため、気管支を守る力がアップします。また人に風邪をうつさないためにも、風邪をひいたときは必ずマスクをするようにしましょう。 4.部屋の湿度を高くする:加湿器を使ったり、お部屋の中に洗濯物を干したりして湿度を十分に保ちましょう。乾燥していると気管支の粘膜の免疫力が低下します。70〜80%を目標にしましょう。 5.部屋の換気をしっかりする:締め切ったお部屋に長時間いると、感染のリスクが高まります。 6.十分な栄養をとりましょう。とくにビタミンAやCの十分な摂取を心がけましょう。ビタミンAはにんじんやカボチャなど色の濃い野菜に豊富に含まれています。ビタミンCはミカンなど果物に多く含まれています。日頃から努めてとるようにしましょう。(ただしAは脂溶性のためとりすぎると体に蓄積されます。適量を心がけましょう) 7.睡眠は十分にとり規則正しい生活をしましょう。 8.毎日、朝とお風呂上がりに1日2回下着を着替えさせてあげましょう。朝も着替えをさせることで皮膚に適度な涼しい刺激を与えることができます。これにより自律神経が鍛えられ、気管支、鼻などの粘膜が丈夫になります。 こんなことにちょっと気をつけて風邪予防につとめ、楽しい冬を過ごしましょう |
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