このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
おむつはずしは焦らず気長に | |
2009-06-16 更新 | |
夏はおむつはずしに絶好の季節、とがんばっておられるママも多いことと思います。最近は「はずし」でなく「はずれ」と捉え、卒乳と同じように、お子さんが自分からおむつから離れていくことをサポートするという考えかたに変わってきています。周りの同じ年頃のお子さんと比較してプレッシャーを感じる必要は全くありません。おむつはずれの時期は個人差がとても大きく、早い遅いに優劣は全くありません。お子さんの成長に合わせ、あわてず・気長に・ほめてサポートしましょう。 スムーズなおむつはずれの時期の目安となるサインは、以下の7つです。(アメリカ小児科学会) @親のまねをする Aものを決まった場所に置くことができる B自分の意志で「No」が言える Cトイレに関心がある Dひとりで歩き、お座りできる E尿意を伝えられる F自分でパンツやズボンを下ろせる。 おむつはずれの5つのステップは以下の5つです。 @ママがトイレに行くときにいっしょに連れて行き、「チッチはここですると気持ちが良いよ」と教える。 Aトイレやおまるに2分ほど座らせて「シィー」と促してみる。出なくても「上手にお座りできたね」とほめる。 B朝起きたときや外出前など生活の区切りのときにトイレに誘ってみる。いやがれば無理せず。 Cもぞもぞするなど、排尿したそうなしぐさがあったら「おしっこ出る?」と聞いてみる。「出る」と返事があれば、便器やおまるへ。うまく出なくても、この返答ができたら、おむつはずれはゴールに近い! Dお子さんがこれらの働きかけにいやがる様子が見られたり、ママがストレスを感じたら、ためらわず、いったん休み! おむつはずれはどのお子さんでも一進一退の繰り返しです。決してせかしたりいらいらしたりせず、成功をいっしょに喜びながら気長にがんばりましょう! |
バックナンバー