このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
からだがよろこぶ秋のお食事 | |
2008-10-23 更新 | |
日ごとに涼しくなり、いよいよ食欲の秋ですね。新米、きのこ、おいも、さんま、秋鮭と、当地新潟にも秋の味覚が盛りだくさんです。 食べ物には単に栄養素を摂るだけでなく、いのちのバランスを整える働きがあります。お肉から、お魚から、お野菜から、いのちをいただいて、私たちは健康を保っています。いわば台所は家庭の薬局なのです。 そこでからだを優しく養うためのアドバイスを3つ 1)その土地のものを食べる; 昔は「三里四方のものを食べる」といって、徒歩で行ける範囲のものを食べることが健康の秘訣という考えがありました。同じ環境で育った人と作物は相性がばっちり!できれば地産地消がいいですね。 2)旬のものを食べる; 太陽や土や水の恵がその作物にとってベストの時に育った旬のものを食べることで、その時季にからだが必要としているものがちょうどよくまかなわれます。 夏野菜のナスやキュウリはからだを涼しくしてくれますし、反対に秋においしい根菜類はからだを温めてくれます。 3)丸ごと食べる;たとえばお米も玄米の状態なら完璧な栄養バランス。さつまいもなども皮ごと食べることで胸焼けもおこしません。「まるごと食」を見直しましょう。 夏の暑さで疲れた胃腸にやさしく、急激な冷え込みに備えてからだを温める食べ物・・・こんなものを秋のからだは要求しています。地元の新米に、たっぷり根菜の入ったお汁もの、旬のお魚などなど、季節の味覚をお子さんにも教えてあげてください。きっとからだも大喜びです。 |
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