このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
こどものいる暮らしがもたらしてくれる3つの宝物 | |
2013-10-26 更新 | |
毎日の子育て、大変ですよね。 思った通りにはこどもは動いてくれないし、夜はまとまって眠ることもできない・・・。 独身でがんばってる同僚は、仕事もばりばりやってる・・・、何かちょっとさびしい〜〜。 そんな思いがママの頭をよぎることもあるかもしれません。 でもちょっと考えてみましょう。 こどものいる暮らしは、ママにいろんなことを気づかせてくれていませんか? 小さな天使たちは、最高の先生なんですよ。 <宝物その1:生活リズムが朝型になります> 赤ちゃんは、普通みんな早起きです。いわば目覚まし時計。 もっと寝ていたい〜〜と思っても、容赦なく起こしてくれますね。 そこで、それを逆手に取って思い切ってご家族全員朝型リズムにしてみましょう。 同じ7時間睡眠でも、夜10時に寝る7時間と、深夜1時に寝る7時間では、疲れの取れ方が全く違います。 これは夜間の成長ホルモンの分泌の違いによるといわれています。 成長ホルモンは、いわば「疲労回復ホルモン」。 日中に傷ついた体を修復してくれます。 もちろん大人も、高齢者さんだって出ているんですよ。 この分泌が、早寝の方が断然いい、そのため疲れがよく取れるわけです。 ママのお肌にも絶対いいですよ。 こどものように、なるべく「お日さまとともに」の暮らしを目指しましょう。 <宝物その2:食生活にしっかり配慮するようになります> 人間が人生のうちで、「食」について1番まじめに考えるときが、妊娠中と子育て時代だと思います。 添加物、農薬、放射能・・・食の安全が脅かされている今日この頃ですね。 ママの独身時代、パパと2人暮らしの時と今を比べると、きっとママは「体に良いもの」を、お買い物の際により選択するようになっているはず。 「おいしければいいや!」「彼が喜んでくれればそれで良し!」という選択基準は、昔の思い出になっていることでしょう。 そのほか、朝ごはんの充実、野菜もたっぷり、お肉ばっかりでなくお魚も食べなきゃ!などなど、わかっていても後回しになっていた良いことを、日々実践しておられることでしょう。 毎日の小さな選択が、ご家族みんなの健康を作ります。 ママがんばって! <宝物その3:人生に積極的喜びを見つける工夫をするようになります> 「親の背中を見てこどもは育つ」とは、昔からいわれていることばです。 人生は困難、悩みの連続、苦労9割、喜び1割というところだと実感します。 でもそんな毎日の中、パパ、ママが、うつうつと不満ばかりの日々を過ごしておられれば、こどもたちは人生というものに希望も期待も持てなくなってしまいます。 それでなくてもこれからのこどもたちは、私たちの時代以上に困難な時代を生きなければならないのですから。 何気ない日常の中で、小さなしあわせを大切にして、家族で喜びを共有することの素晴らしさを、日々実践してあげましょう。 お子さんが大人の話を少しずつ理解できる年頃となれば、ママの悩みや、喜びを、お子さんに伝えましょう。 「ママは、今日こんなことがあったよ。お客さんにとても喜んでもらった。それがママはとってもうれしかったよ。」 いろいろな社会状況が厳しい今日、大人の暮らしのつらさばかりが強調されがちですが、日頃のささやかな喜びをお子さんに伝えることで、お子さんも自分の人生の将来に期待が持てるようになりますし、何よりママ自身が、明日のもう一歩の原動力をもらえます。 「この子のためにも、めげずにがんばるママでいなくちゃ!」 そうです。 人間は楽しいから笑うのではなく、笑っているから楽しくなるってことも真理です。 お子さんの前で、明るくがんばるママを演じ続けているうちに、ほんとにそうなってきます。 親子のやりとりは、まさに明るく生きる元気ビタミンです。 子育ては親育てとも言われます。 よちよち歩きのお子さんと同じく、新米ママは、いろいろな悩みに直面するでしょう。 でもその悩みを1つ乗り越えるごとに、ママ自身も一回り成長したご自分に気づくはずです。 縁あって親子になった私たち。 この子のためには、あなたが最高のママになれる、神さまが見込んでマッチングしてくれた、そう信じて、困難をひとつひとつ乗り越えてゆきましょう。 |
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