このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまの元気な1日のために快眠を! | |
2012-09-08 更新 | |
お子さまのアクティブな1日のためには、次の「四快」が大切です。 快眠 快食 快便 快動 この4つの1番根本になるのが、「快眠」です。 ぐっすり眠れてこそ、おいしい朝ごはん、しっかり食べてきちんとお通じ、すっきりして、元気に活動といういい循環が回ってきます。 朝寝坊で朝日を浴び損ねると、体内時計のリセットが上手くいかず、時差ぼけのようになって元気が出ません。 また、セロトニンという物質の分泌も少なくなり、気分がふさいで、衝動的な行動が多くなるということは、以前から指摘されてきました。 また、心地よい眠りに導いてくれるのが睡眠ホルモン・メラトニンです。 メラトニンは目に入る光の量が減ったことを感知して脳の中の松果体から分泌されます。 メラトニンは、太陽の光が朝目に入ってから15時間前後たたないと分泌されないという性質があるため、朝早くしっかりと朝日を浴びることで、夜適切な時間に心地良く眠りに入ることができるようになります。 また、メラトニンは他にも抗酸化作用、性早熟抑制作用など、重要な働きがあります。 というように、早寝早起きの効用は理論的にもたくさんありますが、このいい習慣も、理屈抜きで「気持ちがいいから、続けてます!」ということを、親子で実感してこそ、長続きするというものです。 食べ物でもおんなじですよね。 「今日はビタミンCが不足しているから、トマトをあと○g食べよう。」 というのではすぐに挫折。 「旬の真っ赤なトマトはおいしそうだから食べよう!」 というほうが体に素直というものです。 「早起きは気持ちがいいから家族みんなで早起き、自然と早く眠くなってぐっすり快眠、おいしく朝ごはんをいただき、気持ちよくお通じがあって、アクティブに日中は活動!」 と、気持ちよさを親子で実感してこそ、きっと長続きします。 さわやかな秋のお天気のもと、元気に1日をスタートさせてあげましょう。 <スリープヘルスの基本> @朝の光をしっかり浴びる。 A昼間にしっかり活動する。 B夜は暗い所で休む。 C規則的な食事をとる。 さらに 過剰なメディア接触を避ける。 大人では 眠気を妨げる嗜好品(カフェイン、アルコール、ニコチン)を避ける。 |
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