このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
パパを育児に参加させよう! | |
2011-07-16 更新 | |
育児で突き当たる壁も、育児に参加しているメンツを増やしておくと、けっこう乗り越えられることが多いはず。 その筆頭は何といってもパパ。 子どもの関する責任は平等といっても、やっぱり育児の主役はママ。 パパはともすれば「傍観者」になりがちです。 「育メン」に成長してもえれば、ママも大助かり。 @メールを活用 夫婦といえども他人、気持ちは言葉にしなければ伝わりません。 面と向かってしまうと、ついつい愚痴っぽくなってしまうことも。 「今、こんなことで悩んでる」「つらい気持ちをわかってほしい」などの相談をメールの形で率直に伝えてみましょう。 また、ちっちゃなうれしかったことや感謝のことばを、折々にメールしてみましょう。 メールだと照れずに伝えられます。 きっと恋人時代のようなホットな応答がもらえますよ。 パパも本気で相談に乗ってくれるはず。 A初心者パパは5分単位くらいの小さなお世話からステップアップ。 ママも最初は試行錯誤。 パパだっておんなじ。 最初はごく低いハードルから設定して、パパに達成感を味わってもらいましょう。 「ちょっとトイレに行きたいの。パパ5分だけ離乳食食べさせてて」とお願いしてみましょう。 最初は浮かない顔をしていても、5分だけと決まっていれば、きっと挑戦してくれます。 戻って見たら赤ちゃんのお顔が離乳食でべたべたになっていても、そこはぐっとこらえて「ありがとう!助かった。」を忘れずに。 ちょっとずつハードルを高くしていけば、パパもキャリアを積んでいくことができます。 B「時間限定の育児」を任せてみる。 Aで単項目をクリアしたら総合小テストとして「時間限定育児」を任せてみましょう。 でもいきなりお留守番はちょっとハードルが高すぎ。 そんな時は、「ママのお昼寝タイムプレゼント」業務を一任してみましょう。 「睡眠不足でふらふら、ちょっと2時間だけ寝かせて」 とお願いしてベッドへ直行。 とことん困ったらママへのSOSもできるという保険つきだから、パパも気持ちがちょっと楽。 とりあえず2時間、自分1人の力でお子さんにつき合えば、日頃のママの大変さがわかるはず。 未知の分野を克服させるには、まずはトライしてもらうことです。 お昼寝から起きたら「パパ、ありがとう!おかげですっきり。たすかったよ!」とお礼を忘れずに。 C「いいとこどりのパパ」には、得意分野を全面委任して、とことん現実に直面してもらう。 ご機嫌のいい時の遊び相手ならOKだけど、うんちのおむつがえは「カンベン」というパパも多いはず。 「いつもいいとこどりばっかり、大変な時はみんな私・・・」とママも心中穏やかではいられません。 そんないいとこどりパパには、ぜひ得意分野を究めてもらって現実に直面してもらいましょう。 「実家の親の具合が悪いから、ちょっと1日お願いしていい?」と任せてみましょう。 そのときには、「でもパパはあやすのが上手だから大丈夫だよね」とひとこと添えるのを忘れずに。 1日子どもと過ごしてみると、当然ながらご機嫌のいい時だけではないことが身にしみてわかるはず。 こうして子育ての現実を知ってもらうことが、「いいとこどり」で自己満足していたパパを変身させる第一歩です。 パパも初心者。 最初から失敗続きでは、プライドも傷つきやる気もなくなります。 ちょっとずつハードルを上げていって、パパに達成感を味わってもらうことが、持続のポイント。 ママの「ありがとう」の一言もお忘れなく。 |
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