このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
新1年生に向かってちょっとずつ準備を! | |
2019-12-26 更新 | |
★学校生活は保育園・幼稚園とはちょっと違う部分があります。 スムーズに学校生活に慣れることができるように、少しずつ準備していきましょう。 <生活や体のリズムの確立> 〜寝る時刻〜 こどもたちは「素の状態」で生きています。 日中の学校生活に積極的に関わったり、お友達と良好な人間関係を築くためにも、体のコンディション作りはとても大切です。 保育園と違い学校はお昼寝がありません。 昼寝なしで夕方までがんばれるためには、保育園時代以上に睡眠が必要です。 「夜は9時には眠っている」を目指しましょう。 そのためには、8時半には寝る段取りに入れると理想です。 たっぷり睡眠をとることで、記憶を司る脳である「海馬」の細胞が増えることが分かっています。 「寝る子は育つ」だけでなく、「寝る子は物覚えがいい」ということです。 また、良い睡眠のためには、「暗くして寝る」ことが大切。 暗くすることで、安眠ホルモンであるメラトニンがよく分泌されるからです。 〜朝時間の充実〜 まず朝はカーテンをめいっぱい開けて朝日を取り込んで明るくしましょう。 そうすることで、「幸せホルモン」であるセロトニンがたくさん分泌されます。 セロトニンがしっかり分泌されないと、感情のコントロールがしにくくなって攻撃的になったり、気分が落ち込んでネガティブ思考に陥りやすくなります。 次に、朝ご飯です。 朝アップさせたい3つの体の数値があります。 何でしょう? 「血糖値、体温、血圧」この3つです。 血糖値は炭水化物、体温はタンパク質、血圧は適度な塩分によってアップできます。 朝はみんなお忙しいですね。 ワンパターンでOK、「我が家の朝ご飯」のパターンを決めておきましょう。 ご飯派なら、 「ご飯、味噌汁、目玉焼き」これでもしっかり3項目入っています。 そこに、おひたし、昆布佃煮、納豆・・・ちょっとプラスすれば変化がつきますね。 パン派なら、 「チーズのせトーストと野菜ジュース」これで3項目クリア、 ミニサラダ、スクランブルエッグ、ウインナーなんか付けば、豪華です。 ただ、パン派の場合、甘いパンとジュースのような甘々メニューは、血糖値変動が大きくなりすぎるためNGです。 〜朝トイレの確立〜 保育園と違い、学校では授業中にトイレに行くことがちょっとハードルです。 いきおい我慢することが多くなり、その結果、便秘サイクルに陥るお子さんが多いようです。 夜サイクルでも良いのですが、その場合、日中の食事や運動で便意が誘発されてやすく、我慢する確率が高くなります。 朝出発前に「けり」がつけば、お子さんも安心です。 朝食後の時間にトイレタイムの余裕があれば、理想ですね。 |
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