このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お迎えコール翌日の登園 | |
2011-04-30 更新 | |
新学期が始まって3週間、保育園デビューのお子さんでは、あまりに頻繁な「おみやげカゼ」に、ため息連続のママも多いことと思います。 「お熱コール」でお帰りの翌日の登園について、ご質問を受けることが多いので、これについてちょっと。 体温は1日を周期に変動します。 普通、体温は、朝はやや低めでスタート、昼から夕方にちょっと上昇、寝る前に少し低下、というパターンです。 ですから、お迎えリターンの翌朝に平熱でも夕方には上昇して発熱ということはよくあること。 大事をとれば、前日1日平熱を見て、翌日から登園というのが、1番安心ではあります。 でもお仕事もあるし、そうもお休みできない・・・というママも多いはず。 そもそも保育園は幼稚園と違います。 「お仕事のあるお母さんのために日中のお子さんのお世話をしますよ」という目的のために保育園は存在しています。 ですから学校や幼稚園と違って、ベストの体調の時だけ登園するというわけではありません。 そこに保育園の大きな存在意義があります。 前日熱があって早退した翌日は、保育園であれば、一応平熱で食欲元気が良ければ登園して良いと思います。 ただし、再びのお迎えコールの可能性を充分考え、すぐに連絡がつく状態にしておきましょう。 朝から食欲元気がいつもより悪くて微熱があるときは、かなりの確率で午後発熱します。 状況が許せばお休みが安全ではあります。 また熱がなくても、いつもと比べてひどく不機嫌というときは、だるかったり、ぜいぜいで息苦しかったりなど、体調不良があることの訴えです。 ゆっくりお休みさせて上げましょう。 保育園デビュー後3ヶ月は、お子さんによっては病気の切れ間がありません。 とくに第1子のお子さんではその傾向が強いです。 でもこれも免疫をつけている修行中のしるし。 星の数ほどもあるカゼばい菌に、ひとつひとつごあいさつしているわけです。 期間限定と割り切って乗り切りましょう。 「人間一生の間にひくカゼの数は一定」 「今しっかり免疫をつけて、1年後はばっちり!」 と信じてがんばりましょう。 |
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