このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
赤ちゃんの夜泣き対策 〜8つのチェックポイント〜 | |
2014-05-10 更新 | |
せっかくいい気持ちで眠っているのに、突然「ぎゃぁ〜〜」、夜泣きは今も昔も、ママたちの大きなお悩みです。 今回は、赤ちゃんの夜泣き対策について考えます。 夜泣きがなかなかおさまらないというときは、次の点についてチェックしてみましょう。 @毎日の生活リズムは決まっていますか? 毎日のスケジュールがまちまちだと、赤ちゃんの心と体は不安を感じてしまいます。 起きる時間、食事の時間、お昼寝の時間、お風呂の時間、寝る時間、1日の流れをおおよそ一定にしてあげましょう。 A朝はお部屋をしっかり明るくしていますか? 朝の光をしっかり浴びることで、体内時計がきちんとリセットされます。 このリセットがきちんとなされることで、夜暗くなった刺激で安眠ホルモンである「メラトニン」が良く分泌されるようになります。 朝はしっかりカーテンを開けて、赤ちゃんがまぶしがるくらいの明るさにしてあげましょう。 B日中はしっかりお遊びさせていますか? 大人でも心地よい疲労は安眠を誘いますね。 赤ちゃんでも同じこと。 とくに午前中にめいっぱいお遊びさせるとぐっすり眠ってくれますよ。 広いところで、走り回らせる、はいはいさせる、歩かせたり、ベビーカーでお散歩する、などなど、赤ちゃんがしっかり体を使うお遊びタイムは、とくに午前中にもってくるようにしてみましょう。 反対に、夕食後は穏やかな遊びを心がけましょう。 C昼寝のし過ぎ、遅い時間の昼寝ではありませんか? 夕方遅い時間の昼寝は夜の熟睡を妨げます。 午後の昼寝は遅くとも3時半までには起こしましょう。 ママが夕食の支度をするときに、おんぶをすると、そのタイミングで眠ってしまうことがありますね。 この時間帯のお昼寝は御法度、「眠気貯金」が吹っ飛んでしまいます。。 そんなときは発想を転換して、赤ちゃんの午後昼寝のときに、おおよその夕食の支度を終えてしまっておいてはいかがでしょう。 夕方も赤ちゃんと遊んであげれば、夕方昼寝も防げます。 D寝る前にビデオ、スマホなどを見せていませんか? これらの刺激は、とても脳を興奮させます。 1日を通してこれらの刺激は、赤ちゃんにはNGですが、夜はとくに要注意。 寝付きがとても妨げられます。 夜は穏やかなBGM程度がおすすめです。 E夜中の授乳が続いていませんか? 夜中に授乳する習慣が続いていると、泣いた時に授乳しないと満足しなくなってしまいます。 卒乳間近な赤ちゃんなら、思い切って卒乳してしまうのもひとつです。 夜中に喉が渇いたようなら、水か麦茶、番茶を飲ませましょう。 F着せ過ぎで汗ばんでいませんか? 赤ちゃんが快適と感じる温度は18〜25℃で、これは大人とたいして違いません。 ある程度空調のきいたお部屋で、厚着をさせすぎると、眠りの妨げになります。 夏場に、「赤ちゃんにエアコンは悪い!」と、全くエアコンをきかせないで寝かせると、寝付きが悪いだけでなく、脱水症状を引き起こします。 適度なエアコンの使用はむしろ必要です。 G赤ちゃんに、ママのイライラが伝わっていませんか? 「また夜泣き〜〜!はやく寝付いてくれないかなあ〜〜〜」と、ママのイライラが赤ちゃんに伝わると、赤ちゃんも不安になってますます夜泣きもテンションアップ。 ママの気持ちもよくわかりますが、努めて冷静に、淡々と寝かせつけを。 低〜〜い声で、子守唄をゆっくり目に口ずさむのもおすすめです。 「いっぱいあそんだ」「おなかもいっぱい」「ママもそばにいてくれる」というような満足感が満ち満ちてくると、赤ちゃんのまぶたも重〜〜くなってきます。 でも、夜泣き対策に決定打はありません。 赤ちゃんひとりひとりに合った対策を見つけましょう。 ママと赤ちゃんに静かな夜が早く訪れますように! |
バックナンバー