このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまの毎日を元気にすることばがけ、3つのアドバイス | |
2013-04-13 更新 | |
新学期が始まって1週間ちょっと、お子さまたちも、心身のつかれがたまってくる頃です。 今回は、お子さまの毎日を元気にすることばがけ、3つのアドバイスです。 @できなかった4割ではなく、できた6割に注目! お子さんの60点の答案を見て、まず目につくところはバツの4割ですね。 「なんでこんなこともわからなかったの?」 「また同じ間違いね」 など否定的なことばが、ついつい口をついて出てきます。 でもそこで発想を変えてみましょう。 6割もできたんです。 がんばったんです。 まず、そこをしっかり褒めてあげましょう。 「前はこういうところをまちがいやすかったのに、すごいね!」 「丁寧に書けてるね。」 お子さんのがんばった部分をたくさん見つけて、しっかり褒めてあげましょう。 こどものやる気の源は自己肯定感、 「ぼくはママに良い子だと思われている!」 「私はがんばりやさんだって、ママは思ってくれている。」 そんな気持ちの高まりがあってこそ、こどもたちは、やる気を奮い立たせて困難に挑戦できます。 「たいへんだけと、もうちょっとがんばろう!」という元気の源は、ママの温かいことばがけなのです。 Aやるときとやらないときがあったときは、やったときに確実に褒めちぎる! 靴の脱ぎ方が乱雑なときと、きちんと並べてあるときがあるとします。 乱雑なときにしかっても、それはうるさい小言としか、子どもの耳には響きません。 たま〜〜に、きちんと脱いであったら、そのときはすかさず、 「きちんと脱いでいてすごいね。やっぱり1年生は違うね〜〜」 としっかり褒めてあげましょう。 そうすれば、「またがんばって信用を失わないようにしよう!」という意欲が、お子さんの心にむくぬくとわいてきます。 そして良い循環がめぐりだすのです。 B他の人とではなく、以前のわが子と比較しましょう! 「○○ちゃんは、きちんとできるるのにね・・・」 「おにいちゃんは、がんばってるのにね・・・」 ついつい口にしたくなる言葉です。 しかし子どもひとりひとり発達に個人差がありますし、条件や環境の違いもあります。 表面的な成果だけを比較して優劣をつけることは意味がありません。 思い切って、発想を転換してみましょう。 子どもは日進月歩、ちょっと前ならぜんぜん無理だったことも、上手くできるようになってきていることもたくさんあるはず。 お子さんの小さな進歩やひたむきながんばりをみつけて、お子さんの成長をともに喜びましょう。 ママとのそんな心の交流が、お子さんの意欲的な一歩を引き出します。 ママの温かいことばがけは、何よりのお子さまの元気ビタミンです。 毎日のことばがけで、お子さんの意欲的な毎日を応援しましょう! |
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