このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さんを元気にする食事の提案 | |
2008-01-03 更新 | |
現代のお子さんを取り巻く食環境は一見とっても豪華なようですが、その食生活によってお子さんたちが健康になったかといえば、必ずしもそうとは言えないようです。生活習慣病予備軍のお子さんたちが増えつつあり、またアレルギー性疾患など食生活との関連が指摘される病気の増加も心配されるところです。お子さんの健康に役立つ食生活のアドバイスを述べてみたいと思います。 1)ご飯(米)をしっかり食べ、パンの極端な常食は避ける。・・・ご飯をしっかり食べることで、甘いお菓子などの不必要なおやつをほしがらなくなります。お米はできれば胚芽米や分搗き米が良いようです。またパンを主食とするとそれに伴いバター、マーガリン、ジャム、サラダにつけるマヨネーズなどを摂ることになり、結果として油と砂糖の摂取が増加してしまいます。 2)飲み物で満腹を作らない・・・清涼飲料水、ジュースなどは急激に満腹を作ってしまいます。水分は子どもにとってとても大切ですが、水分補給としては水、ほうじ茶、麦茶などノンカロリーのものにしましょう。牛乳も多すぎないように。 3)おやつは主食に近いものが原料のものを・・・子どもは一度にたくさん食べることができないので間食は必要です。穀類、イモ類がベストです。おにぎり、おもち、焼きイモ、ふかしイモ、油を使っていないせんべいなど。甘いものが欲しくなったらドライフルーツなどもおすすめ。 4)おかずは季節の野菜をたっぷりと・・・季節の野菜、海草、イモ類、キノコ類など、植物性のものはたっぷりとりましょう。 5)タンパク源としては魚>肉、大豆製品など植物性タンパクも積極的に・・・お夕食のメイン料理は1週間のうち5日魚、2日肉、くらいが理想です。ハム、ソーセージなどの加工品は添加物も多く含まれます。たまにくらいの頻度にしましょう。 6)発酵食品は積極的に摂りましょう・・・日本には味噌・醤油をはじめとするすばらしい発酵食品の文化があります。味噌汁は1日に1回以上必ず摂りましょう。ぬか漬けなどのつけものや納豆も日常的に取り入れたい食品です。 7)揚げ物は控えめに・・・天ぷら、フライ、スナック菓子、ドーナツなどは、たまに食べるくらいにしましょう。 お子さんにとってヘルシーなお食事はパパ、ママの体にもgoodです。ご一家まるごと元気になりましょう!! |
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