このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまをもっと元気にする5つのアドバイス | |
2011-09-10 更新 | |
朝晩も涼しくなり、少しずつ過ごしやすくなってきました。 食欲の秋、スポーツの秋、ますます元気なお子さまにステップアップの季節です。 今回はそんな季節にぴったりのアドバイスをお届けします。 @食事の前2時間は水とお茶だけに! 胃袋がいっぱいになって満腹を感じるのではありません。 血糖の上昇を脳の満腹中枢が感じ取って、満腹になるのです。 子どもは全身の血液総量が大人よりずっと少ないので、小さなコップ1杯のジュースでもどんと血糖が上昇してしまい、おなかがいっぱいになってしまいます。 どんなにがんばってお食事を作っても、おなかがいっぱいでは振り向いてもらえません。 お食事前2時間は水かお茶だけにして、しっかり空腹を作って、がっちり食べてもらいましょう。 すききらいも絶対に減りますよ。 Aおやつは砂糖と油を控え、主食に近いものからチョイス! 子どもは消化吸収能力が未熟で一度にたくさん食べることはできませんが、活動も活発で成長発育にもたくさんのエネルギーを必要とするため、3食で不足するエネルギーをおやつから摂る必要があります。 子どものおやつは大人のティータイムとは違います。 「おやつ=おかし」というイメージを捨てましょう。 砂糖と油分を極力控え、次の食事に差し支えない量を与えましょう。 次の食事の2時間前までには、遅くとも切り上げましょう。 たとえば、おにぎりとお茶などがベストです。 B朝は明るく、夜は暗く! 1日の生活リズムを整えて、元気に活動するためには、明るさ/暗さの切替が大切です。 人間の体内時計は25時間周期のため、自然に任せると、1日1時間ずつ朝寝坊になっていくわけです。 そのズレをリセットするのに大切なのが朝の日ざし。 朝起きたら、めいっぱいカーテンを開けて、朝の光を摂り入れましょう。 反対に「夜は暗く」が原則。 良質の眠りをもたらす安眠ホルモンであるメラトニンは、夜周りが暗くなったことを感じて分泌されます。 夜は暗く、静かなところで、ぐっすりと眠らせてあげましょう。 C朝晩2回の着替えで丈夫なからだを! 日頃から少しくらいの天候の変化にびくともしない体を作っておくことも大切です。 朝起きたらまず換気。 ちょっと涼しいくらいのひんやり空気でも、しっかり窓を開けて換気。 くしゃみの1つ2つ出るくらいがベストです。 お着替えも大切。 夕べおふろで着替えていると思いますが、朝もう一度下着まで着替えをさせて、冷たい刺激に皮膚を慣れさせましょう。 夏から開始して、真冬も継続しましょう。 Dお風呂で簡単冷水浴! おふろでも鍛えてあげましょう。 足下から順に、ちょっと冷たいシャワーをかけて皮膚に冷たい刺激を与えましょう。 最初は人肌程度、しだいに水を混合させて、シャワーの温度を下げ、ちょっと冷たいくらいまで挑戦しましょう。 真冬ならそのあともう一度湯船に浸かってあがってもOK。 夏から始めて1年中続けましょう。 遊びながら楽しくやるのが続けるこつです。 どれも今日からできることばかりです。 ぜひお試し下さい。 |
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