このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまといっしょにわらべ歌を! | |
2013-02-16 更新 | |
今日は「お子さんに優しい歌声を」ということでお伝えします。 赤ちゃんが初めて出会う音といえば、ママの声、自然界の音、生活の中の音ですね。これらは、赤ちゃんにとっては初めて出会う音楽ともいえます。 ママの歌声、風の音、小鳥のさえずり、このような生活の中のいのちの音とのたくさんの出会いが、次の段階の音楽体験を有意義なものとしてくれるのです。 初めからクラシックCDを聴かせるより、まずはママがお歌を優しくうたってあげましょう。また、お外に散歩して小鳥に出会ったら、「小鳥さんが、チュンチュンチュンチュン・・・」と、ママがまねしてあげましょう。 ところで、音楽には次の4つの要素があるといわれます。 @メロディー ;思考とかかわる Aリズム ;手足に働きかける Bハーモニー ;感情に働きかける Cタクト(拍子);骨格に関わる とくにこどもでは、@とAが大切です。 こどもたちは、「○○ちゃん、あ〜そ〜ぼ!」のように、自然と言葉をメロディーにのせて呼びかけることがあります。幼児はこのような身近なメロディーを口ずさむことで、ことばや思考を豊かに発達させてゆきます。 また、体でリズムを感じられることは、運動機能の発達にも大切です。 「右 左 右 左」と手足を動かして歩くことができるのは、体がきちんとリズムを身につけたからこそです。 赤ちゃんや幼児との日常の遊びの中に、「トントントン、トントコトン」とママがリズムをとってあげる遊びを積極的にとりいれましょう。 ところで、こどもにとって1番親しみやすいメロディーはどんなメロディーでしょう? これは、わらべ歌であるといわれています。 わらべ歌の多くは、全世界共通に、「レ ミ ソ ラ シ」の5つの音による音階でできているといわれ、こどもたちのお耳も心もこの音階が大好きです。 「かごめかごめ」 「はないちもんめ」 「ずいずいずっころばし」 などなど、懐かしい歌がいっぱい。 歌うだけでなく、手遊び、からだを使った遊びができるものが多いですね。 お子さんにとって1番大好きなのはママの声、日常の細切れ時間を利用して歌ってあげましょう。 お子さんと一緒に歌って遊んで、楽しい時間をお過ごし下さい。 |
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