このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまを車内での事故から守りましょう! | |
2011-07-24 更新 | |
夏休みに車でお出かけというお宅も多いと思います。 今回は車内で発生しやすいお子さまの事故についてお伝えします。 <車内事故ランキング> @頭や体を強打 どの年齢層でも1番多いのがこれ。 シートベルトをしていないことがリスクを増大させます。 「少しの距離だから」「徐行してたので」「家を出たばかりだったので」「子どもが自分ではずしてしまっていたので」などなどいろいろな理由はありますが、車内事故の多くは自宅のすぐそばで起きているとのこと。 発車前にお子さんのシーベルトをしっかり確認しましょう。 Aドアに手や足を挟んだ もう子どもが乗ってしまったと思い込んで確認せずに閉め、指を骨折した事例、坂道でスライドドアが勝手に閉まってしまい手を挟んだ事例、停車後、子どもが自分で降車しようとしたところ、強風でドアが閉まり手を挟んだ事例、兄弟が先に降りてドアを閉めたため、他の兄弟の手を挟んだ事例など・・・。 お子さんにはドアの開け閉めをさせないようにしておきましょう。 Bパワーウインドウに手、足、首を挟んだ 幼稚園くらいの年齢に多く見られます。 走行中によく確認せず運転席から子どもの窓を操作して挟んでしまう、子どもがスイッチをいたずらして挟んでしまうなどの事例が目立ちます。指を切断した、首が挟まり重症など、重篤な事例も目立つようです。気をつけましょう。 C食べ物を喉に詰まらせた 1歳未満のお子さんに多い事故です。 子どもの機嫌が悪くなり与えたあめ玉やお菓子が、急ブレーキで喉に詰まった、走行中に泣き出して嘔吐し、嘔吐物が喉に詰まった、急ブレーキで子どもが驚いて泣き出し、息を吸いかけたときに口のなかにあったお菓子などが喉に詰まったなどなど。 丸くて一口大のものが1番危険です。 小さなお子さま連れのときは、車内で走行中に食べたり飲んだりすることは絶対に止めましょう。 D熱中症/脱水になった 1歳未満のお子さんに多いようです。 夏場はほんの短い時間でも車内は異常な高温になります。 お子さん一人残して短時間離れたスキに、子どもが車内で集中ロックをオンにしてしまって閉じ込められ、救助するまでに時間がかかって状態が悪くなった事例も報告されています。 子どもだけを車内に残すことは絶対に止めましょう。 また冷房をかけていても、高温状態になることも真夏ではあるようです。 無理のないプランで、休息を取りながら行きましょう。 Eやけどをした シガーライターをいじってやけど、高温に熱せられたチャイルドシートの金具でやけど、熱い飲み物がブレーキでこぼれてやけど、などなど。 その他、サンルーフから首を出していてトンネルに入り首を骨折、割り箸に刺さった玉こんにゃくを食べていて急ブレーキがかかり、喉に割り箸が突き刺さった、坂道で停車中、子どもが車内で遊んでいてギアをNにしてしまい発車してしまったなど、聞くのも恐ろしいような事例もあります。 せっかくの楽しい夏休み、悲惨な事故にならないよう、くれぐれもご注意を。 |
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