このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
子育てでキレるとき | |
2011-07-09 更新 | |
こちらの思う通りに動いてくれないのが子どもの常。 「子どもの良いところを見つけてほめて育てよう」と頭ではわかっていても、言っても言っても言うことをきかないわが子を前に、ついイライラしてキレてしまい、そんな自分に落ち込むってこと、どんなママにもあると思います。 お子さんもママも生身の人間、あまり自分を責めず、キレることもたまにはOKと割り切りましょう。 でも、なにぶん相手がまだ幼く傷つきやすい子育てという場面においては、ママが心をしっかりリセットして、わだかまりを引きずらないことが大切です。 <キレちゃったときのアドバイス> @キレるということは、何よりママの心がお子さんに深く関わっている証拠、むしろ勲章と考えましょう。 子どもを良くしたいと思う気持ちがあるからこそ、現実とのギャップにキレるわけです。 そんなときは「あ〜〜、私ってけっこう熱心な親なんだ〜」と自分をほめてあげましょう。 Aキレてしまっても、ちょっとあとで「ごめんね」とフォローを。 ほんとうはいつでもママの良い子になりたくてうずうずしてる子どもたち。 しかられて落ち込んでいても、ママの関係修復アプローチを待っています。 「あんなにおこってごめんね。あのときは○○の理由でおこっちゃった。仲直りのむぎゅーしよう!」 きっとお子さんも笑顔に戻るはずです。 かならずその日のうちに関係修復するのがポイントです。 Bキレちゃった自分を振り返るとき、聞き分けのない子どもにも歩み寄る心のゆとりを持てます。 大人だって自分の感情をコントロールできずキレちゃうんです。 それなら、幼い子どもが、聞き分けなく泣きわめくことがあっても当然。 お互い人間、いろいろとお互いさまです。 自分にも子どもにもちょっと優しくなれますね。 C子どもの育ちには、子ども自身の持って生まれた性格/個性が1番大きく関係します。 もちろん育てかたもありますが、何といっても大きいのが子ども自身の持つ性格。 同じように育てても、兄弟が全く違う育ちになることは、よく見られることです。 几帳面ながんばり屋さんのママのなかには、お子さんの育ちに問題が生じたとき、すべてを自分の責任と感じてストレスになることも多いようです。 「生まれた時点である程度は決まっている。あとはなるようにしかならない。」と割り切って、おおらかに構えることも大切です。 子育ては、お子さんが今すでに持っている良いところを探すことからスタートします。 いわば「良いとこ探しの旅」 また、お子さんに対して、良い意味でママ自身の弱みも見せてあげ、素直にあやまることも大切です。 今日のわだかまりは今日のうちに解きほどき、お子さんとともに毎日さわやかな朝を迎えましょう。 |
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