このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
働くママへのメッセージ | |
2010-09-11 更新 | |
私の自宅の前に未満児からの保育園があります。 「バイバイ、良い子でがんばってね!」と保育園で毎朝交わされるお別れの挨拶。 小さな子どもを保育園に預けて、職場に向かうママの心は、後ろ髪を引かれる思いでいっぱいのことでしょう。 確かにお子さんの心身ともに発育発達の著しいこの時期に育児に専念できることはすばらしいことです。 子どもが親を一番必要としてくれる限られた時期に、たくさんの時間を子どもと共有できる幸せは何ものにも代え難いかもしれません。 しかし、いろいろな事情でお仕事と育児を両立させる必要のあるママもたくさんおられます。 そんなワーキングママにエールとアドバイスです。 @食事はできるだけ家族そろって食べましょう。 厚労省の統計では保育時間の長短で子どもの発達に違いは見られませんでした。 しかし、家族で一緒に食事をしない家庭の子どもは、対人関係の築きにくさや理解度の遅れがみられました。 A働いていることの後ろめたさを子どもに伝えない。 「ママがいつもお仕事でごめんね。代わりにおもちゃ買ってあげるね」はNG。 「ママもお仕事がんばってくるから、○○ちゃんもファイト!」とエール交換して朝のお別れを。 ときには「ママのお仕事はこんなところでみんなのお役にたっているんだよ。」と教えてあげて。 B職場を出てお子さんのお迎えに行くまでに気持ちの切りかえを 職場のもやもやがあっても保育園に向かう帰りの車では、しっかりリセットを。 お子さんとママの大好きなCDなどをかけてムードアップ! 「○○ちゃん、がんばってたね!」と、お迎えではムギュッと抱き寄せて。 C帰宅したら5分でもいい、親子のラブラブタイムを 「おフロに入って!」などの業務連絡以外の親子の会話を確保しましょう。 今日あったこと、がんばったことなど、お子さんのお手柄話があれば、絶対にノリノリで聴いてあげましょう。 元気がないときはちょっとお悩みかも。 面と向かっては言い出せなくても、お膝に抱っこしてあげるとぽつりぽつりと話してくれます。 少しお子さんが大きくなれば、ママの悩みも聴いてもらいましょう。 絵本タイムもお薦めです。 完璧な育児はありません。 そのときそのときで選んだ道を信じて、ベストを尽くせばあとは後悔なし。 子どもの心はとても柔軟ですから、多少の不具合は、子ども自ら調整してくれますよ。 一番大切なことは、ママが笑顔でいることです。 ママとお子さんの輝く瞳にエールです! |
バックナンバー