このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまのからだが喜ぶお食事10か条 | |
2011-02-19 更新 | |
毎日の食事は家族の健康の源です。 お子さまの体に良いものは家族みんなの体にもgoodのはず。 無理のない範囲でできるところから実行しましょう。 <からだが喜ぶお食事アドバイス10か条> @食事前2時間は空腹を作る大切な時間。 食事前2時間を過ぎたら、ジュース、牛乳などの飲み物も含め、カロリーのあるものはいっさい控え、水とお茶だけにし、しっかり空腹を作りましょう。 空腹は最高の調味料。 好き嫌いがいっきに減少します。 A朝食しっかり。夜食ストップ。 できれば朝ごはんはご飯とみそ汁を基本にした和食がおすすめです。 ご飯はゆっくり血糖が上昇して長持ち。 午前中のカロリーを安定して供給できます。 朝ご飯をおいしくいただくためにも、夕食後は番茶と果物程度に。 B主食のごはんをしっかり食べましょう。 生き物のからだにとって、「でんぷん」と「水」は他と比較にならないくらい大切。しっかりでんぷんを食べないと、血や肉になるはずの栄養素であるタンパク質も、でんぷんの代わりとしてエネルギー源に使用されてしまいます。 でんぷんとしては「お米のご飯」が一押しです。 可能ならば胚芽米、分搗き米もおすすめ。 パン、ラーメン、スパゲッティなどのカタカナ主食は、油や砂糖をいっしょにとってしまうことが多く、常食には向きません。 たまに行事食に活用する程度に。 C飲み物はお茶か水。 こどもの体にとって水分はとても大切。 しかし、ジュース、牛乳などでのどの渇きをいやすことは控えましょう。 こどもの肥満の原因の1つは、しっかりでんぷんをとらずに、清涼飲料水などの水物でカロリーとってしまっていることです。 またこれらは速やかな血糖上昇を招いて満腹になり、大切な食事も入らなくなります。 Dおやつ一押しはおにぎりとお茶。 こどものおやつは第4の食事です。 お子さまのおやつのためにお菓子を買い置く習慣はやめましょう。 ジャーの中のご飯でおにぎりを作ってあげましょう。 E発酵食品を上手に採り入れましょう。 みそ汁、漬け物、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を毎日採り入れましょう。 おなかの中で元気な腸内細菌を養うことは、アレルギー疾患の予防にもなります。 F動物性食品は、肉より魚を中心にしましょう。 夕食のメインは1週間のうちできれば4-5日はお魚で。 お魚の中でも養殖物はいろいろな薬物をえさに混ぜて養われている可能性があります。なるべく控えましょう。 G副食は季節の野菜を中心に。 旬の野菜は栄養価も高く体も大喜び。 お値段も手頃で一挙両得です。 旬の野菜には春夏秋冬の季節を乗り越えるパワーが詰まっています。 お子さまに食べ物の旬を教えて上げることも食育の大切な柱。 例えば春の菜の花やタケノコなど、小さいお子さまには最初はちょっと苦手かもしれませんが、少しずつ慣れていくうちに、春の味覚として舌にインプットされていきます。 H食事は楽しく そもそも食事は楽しく摂るもの。 食事中にあまり小言が多いと食事そのものが苦痛になります。 そのような状態では消化機能も十分発揮できません。 楽しい雰囲気を損なう話題は、食事時以外で。 Iできる限り安全なものを選んで。 神経質にならない範囲で添加物が少なく安全なものを選びましょう。 遠い産地のものはポストハーベストも多くなります。 できる限り地産地消を心がけ、旬のものを選びましょう。 できるところからゆっくりと実行してください。 |
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