このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
赤ちゃんの夜泣き | |
2008-01-19 更新 | |
せっかく良い気持ちでママも寝ているのに、定期便のように「ギャーッ!」という赤ちゃんの泣き声。いくら愛しいわが子でも、「なんでいつもこうなの!」と泣きたくなるママも多いはず。夜泣きは成長のステップとはいうものの、毎晩毎晩ではこっちの身体がもちませんよね。赤ちゃんとママの静かな夜のためにちょっとアドバイスです。 1)朝は決まった時間に声がけして、遅くとも8時までに起こす・・・夜の熟睡はまず第一に朝のスタートから。8時頃には、赤ちゃんがまぶしがるくらいにカーテンをめいっぱい開けて、明るい声で名前を呼びかけましょう。規則正しい生活が赤ちゃんの情緒を安定させます。 2)お昼寝は、させすぎず・・・やっと静かに寝てくれたと、ほっとするひとときですね。でも、薄暗い静寂の中でとくとくとお昼寝させすぎるのは禁物です。お茶碗を洗う音、洗濯機の回る音、テレビの音声など、日常の生活音の中でのお昼寝で充分です。それで起きてしまうくらいの昼寝であれば、お昼寝は充分足りたよというサインと考えてください。また午後のお昼寝は、遅くとも3時ころにはおこしてしまう方がいいようです。 3)いっぱい遊ばせる・・・赤ちゃんもだんだん体力がついてきます。昼間のうちに、めいっぱい遊ばせて適度に疲れさせるのも大切。とくに午前中のお遊びを充実させましょう。 4)夜中の授乳は、できるだけ控えめに・・・夜間にたくさん授乳することは、夜中に目覚めさせる周期を作っているようなものです。夜間の授乳は、できるだけ短時間で切り上げるようにしましょう。人間の身体は、1日をサイクルにうまく調節されているので、夜間の授乳が少ない分は、日中に取り戻してくれます。ご心配なく。 5)寝る前2時間は、にぎやかなテレビは控える・・・赤ちゃんにとっては、すべてが新鮮です。テレビもその一つ。いきおい興奮して、寝付きが悪くなることも。寝る前2時間くらいは、できればにぎやかなテレビの音は消して、ゆったりとした子守歌のCDなどのBGMなどがいいですね。 6)寝付かせは、つとめて淡々と・・・ママがいらいらしていると、赤ちゃんのテンションもアップしてしまいます。夜泣き中の赤ちゃんに対しては、赤ちゃんの泣きのペースに合わせないことが大切です。ママも眼を閉じて添い寝をし、ゆっくりテンポで、努めて淡々と「ねんね、ねんね、いい子、いい子」と、背中を優しく単調にとんとんしてあげてください。寝室は、お昼寝と違い、必ず暗く静かにすることも大切です。 赤ちゃんひとりひとりの個性もあります。 すべての赤ちゃんにばっちりというきまったやり方はありません。お子さんに適した方法を見つけてください。 ママと赤ちゃんに静かな夜が訪れますように! |
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