このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまの「元気」を応援する5つのアドバイス | |
2012-01-21 更新 | |
新学期も始まりました。 新たな気持ちでお子さんもママもがんばっておられることと思います。 今回はお子さんの「元気」を応援する5つのアドバイスをお届けします。 @「ご飯とみそ汁」日本食の基本を大切に 日本食は世界一の健康食、世界中が注目しています。 その日本に住んでいる私たち、あまりに当たり前すぎて空気のような存在になっているのがご飯とみそ汁ですね。 ご飯はパンや麺と比べ血糖の維持が良い主食です。 これに比べ、一度粉にした小麦粉を使うパン、麺は、ご飯より急激な血糖の上昇と下降を引き起こしやすい主食です。 血糖の乱高下は、情緒の安定を損ないやすいといわれます。 学校/保育園でじっくりと課題に取り組めるように、朝はご飯がおすすめです。 ふっくらと炊き上がったご飯は、それだけで食欲をそそります。 銘柄米でなくても大丈夫、ご飯はこまめに炊いて、おいしいご飯をお子さんに食べさせてあげましょう。 おいしいご飯に実だくさんのみそ汁があれば、朝食の基本はばっちりです。 あとは卵やお魚、豆類などの常備菜を添えてできあがりです。 A朝は明るく 人間の体内時計は25時間周期。 放っておけば1時間ごとお寝坊さんに。 朝のリセットは明るさが決め手です。 朝お子さんを起こすときには、カーテンを全開にして、お部屋を明るくしましょう。 B1日2回の着替えを 寒い季節は、ついつい着替えをさせるタイミングを逃しがち。 夜入浴時に着替えをさせ、朝もう一度下着を交換して、朝の冷たい気温に皮膚を慣れさせましょう。 冷たい刺激に皮膚をさらすことで、自律神経が鍛えられ、カゼをひきにくい丈夫な体に育ちます。 Cゲームは極力少なく、ノーゲーム/ノーテレビデーを作るのもおすすめ 大人になってからはまるのは、まったく問題ありません。 問題なのは、脳の成長途上にあるお子さんがこれらにはまってしまうことです。 現実の世界と虚構の世界(バーチャルリアリティー)の垣根がまだきちんとできてない幼い時期に、虚構の世界のウエイトが大きくなりすぎるのは、脳の発達に大きな問題があると言われています。 また、器械を相手に、イエスかノーかの選択の連続であるゲーム動作を続けることは、生の人間関係の大切な訓練がなおざりにされてしまう危険性があります。 今年はぜひご家族でノーゲーム/ノーテレビデーを作ってみませんか。 これらのメディアのない時間を、ご家族で楽しく過ごしてみましょう。 きっと意外な発見があると思います。 D夜は早寝で充分睡眠を 1日の始まりは朝ではなく、夜寝る時から始まると考えましょう。 しっかり睡眠で朝すっきりと目覚めることができれば、朝ごはんもおいしいですし、お通じもつきやすいというもの。 保育園/小学校低学年では、8時半ころから準備して9時には眠っていることを目標に。 毎日少しずつの積み重ねで、充実した毎日を! |
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