このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
家族のちから | |
2010-01-01 更新 | |
新年おめでとうございます! 今回は「こどもにとっての家庭の役割」について考えてみたいと思います。 現代は家庭や家族が危機に瀕しています。豊かな先進国ほど、解決のなかなか難しい問題が山積しています。 本来家庭は家族を温かく包み込み安らぎを与える場所です。傷つきやすい幼心ならなおさらです。学校や保育園から疲れて帰ってきて「やっぱりうちがいちばん」とこどもたちがほっとできるのは、そこに自分が愛し自分を愛してくれる家族がいるから。そしてこどもの幸せをいつも願い応援してくれる家族がいるから。どんな苦境にあっても無条件にまずこどもを受け入れてくれる家族がいるからです。 こどもたちは学校や保育園の集団生活で、条件付きの評価をいやというほど受けて帰ってきます。もちろん、それはそれでとても重要なことです。この「そと」での評価のストレスに耐えつつがんばることはもちろんとっても大切。でもこのがんばるパワーは、家族の「無条件の愛」に支えられています。失敗して挫折してぼろぼろになって・・・そんなときでも、こどもの「あるがまま」を受け入れ、認め、心の栄養をたっぷり補充して上げる、それこそが家族でなければできない離れ業なのです。 完璧なこどもがいないように、完璧な親もいません。パパもママも親業の修行中の身。親子が互いに許し合い、補い合い、助け合って、家族の幸せを願い続けて下さい。何度つまずいても、振り返ればそこにどんな自分をも受け入れてくれる大好きなパパとママのまなざしがある・・・これこそが家族パワーだと思うのです。家族パワーのキャッチボールで難問をひとつ乗り越えたとき、ご家族はその輝きをさらにいっそう増していることでしょう。 私の大好きな曲をプレゼントします。 無垢なこどもの声が、とっても素直な気持ちにさせてくれます。 http://www.youtube.com/watch?v=IAo9hSR_9v4 |
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