このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
お子さまの新学期を応援する体と心のアドバイス 〜からだ〜 | |
2013-04-06 更新 | |
入学式、始業式たけなわの今日この頃です。 新しい学校、クラス、お友達、お子さまたちも小さな胸をわくわくさせています。 今日はそんなお子さまを応援する、体と心のアドバイスです。 <からだ> @良質の睡眠をしっかりと 新学期は、良い意味で緊張感に満ちているので、けっこう疲れます。新1年生はことのほか。学校は、保育園よりずっと滞在時間は短いのですが、じっと席に座っているだけでも、お子さまたちにとってはかなりのストレスです。お昼寝もないので、夕方頃にはぐったりしています。翌日に疲れを残さないためにも、夜は早めに就寝させましょう。遅くとも、低学年は8時半、中学年は9時、高学年は9時半には眠りに入れる段取りを目指しましょう。良質な睡眠のために、これを機会に夕食後はゲームを禁としてはいかがでしょう。就眠2時間前には夕食が終了できていると理想です。また夜の健やかな眠気のためには、朝の明るさが大切。朝はカーテンをめいっぱい開けて、明るいお部屋でのお目覚を! A朝ごはんは和食中心でしっかりと 学校は午前中の活動が何といってもメイン。午前の活力を充実させるためにも朝ごはんはとっても重要です。朝ごはん抜きは絶対に止めましょう。ガソリンなしの車に一生懸命エンジンをかけるようなものです。課題への取り組みどころか、いらいらがつのって、お友達ともトラブルがちになります。また血糖値をなだらかに維持することも大切。同じ100キロカロリーでも、甘い菓子パンにジュースの場合と、ごはん、みそしる、おかずの場合では、血糖値の変動のようすが全然違います。甘いパン/ジュースでは、血糖が急激に上昇、それに対応しようとして多量のインシュリンが分泌、そのために引き続いて血糖の急降下、というように、血糖値が乱高下します。血糖値の乱高下は、情緒の不安定、根気の低下を招き、学校活動への悪影響がでてきます。ぜひ温かいご飯に実だくさんのお味噌汁、肉、魚、卵などタンパク質のおかずを添えて、しっかり朝食を摂らせてあげましょう。 B朝のトイレタイムもしっかり済ませて 保育園時代は、いつでもトイレに行くことができましたが、学校は原則的には授業中は着席です。緊張でいっぱいの新一年生は、もよおしてもなかなか言い出しにくいでしょう。そうこうしてがまんするうちに便秘がちなサイクルにはまってゆきます。ぜひ朝しっかり済ませて出発できる習慣を作りましょう。「夜の排便サイクル」のお子さんは、朝食後や昼食後、運動時などに必ずもよおしをがまんしているタイミングがあるはず。これでは日中落ち着きませんし、がまん癖がついて便秘がちにもなります。朝食後、胃腸が動き出してもよおしが来るまでにちょっと時間もかかります。朝食後、出発までに1時間はゆとりがあるようにし、ゆっくりトイレを済ませてスタートさせてあげましょう。 こころのアドバイスは来週アップします。 |
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