このコーナーではお母さまの子育てに役立つ情報を、主に「病気」「食事」「生活」の分野から
ご紹介していきたいと思います。
お母さまの広場
保育園ママの 「こどもが食べない!」というお悩みの解決アイディア3つ | |
2019-12-26 更新 | |
@「少食」というお悩み 「食べてくれない」というお悩み、切実ですね。 思春期前のこどもは、けっこう食べないものです。 むしろそれくらいが普通かもしれません。 でも、園の給食は、まわりのお友達に刺激されて、けっこう食べてるようです。 食欲も個性のひとつ、母子手帳の成長曲線に、なだらかに沿って、その子なりの発育が見られれば、大きな心配は要りません。 どんどん成長曲線から外れていくときは、かかり付けの小児科で相談してみましょう。 空腹は最良の調味料、ご飯時間の前2時間は、水かお茶、せいぜいでも少量の果物程度として、しっかり空腹を作って食事時間に臨みましょう。 夕方降園して夕食前におやつを食べると「空腹貯金」がゼロになって、食欲減退です。 ママがせっかく作ったお夕食も、食べてもらえずがっかりです。 案外、こどもの胃のキャパは小さいので、成長に必要な栄養素を優先的に与えましょう。 タンパク質、カルシウム、鉄分が特に大切です。 いわゆるお菓子は、糖分と油が主原料だったりしがちな「エンプティカロリー」の代表です。 エンプティカロリーとは、「カロリーは高いが体に良い栄養がほとんど含まれていない」という意味、成長期のお子さんのお腹には、できるだけ意味のある栄養を優先的に入れてあげたいものです。 A「主食を残す」というお悩み おかず食べで終わってしまうというお悩みも、ちょっと目立ちました。 幼児期はまだ、おかず、ごはん・汁物をバランス良く食べるのは難しいことが多いようです。 昔から「ふりかけ」はお子さまの救世主、先祖さまの生活の知恵なのでしょう。 特に朝ごはんでは、炭水化物は大切、血糖値が上昇しないと元気が出ません。 ふりかけごはん、納豆ごはん、鮭フレークごはん・・・お子さまはトッピングごはんが襷ですから、こんな工夫もよいでしょう。 おにぎりも人気メニューです。 スープ、味噌汁がお好きなら、スープにジャガイモ、サツマイモなどのイモ類などを具沢山に入れると炭水化物が美味しく摂取できます。 B「とにかく朝は食べない」というお悩み 3食で一番大切なのは朝食です。 朝の食欲アップのアドバイスとしては・・・ *夕食を可能な範囲で早めに食べ終える。 *夜おやつは与えない。食後の果物程度。 *朝起きぬけにレモン水(砂糖なし)を小さなコップ1杯与える。 *朝食前にシャワーする。 *朝食前にちょっとでも運動する。 *時間に余裕があれば、ごはんの支度を手伝ってもらう。 できる部分から試してみてください。 「食べる、寝る、遊ぶ」が、こどもたちの生活の3つの柱です。 夕食前の空腹作り! 9時就寝目標、遅くとも10時までに! 朝ごはん(ごはん、味噌汁、簡単なタンパク質おかず)食べて出発! こどもたち自身の育つ力を応援してあげましょう。 |
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